プレアデス星団(M45)とカリフォルニア星雲(NGC1499)付近
Nikon D810A + AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G + SWAT-350
F4, SS180s*34(total 102min), ISO1600
2018/10/15 日光戦場ヶ原
10月15日の遠征で撮影した星野写真を画像処理しました。
以前の遠征記事でも書きましたが、思ったよりも早くガスってきてしまい撮影した半分以上のコマがやられてしまいました。
薄雲がかかったコマをどうしようかなと悩みましたが、使えるコマの選別が面倒だったので全部使って処理してみました。星が滲んでるのはその影響です。
正直空の状態もあまり良くなかったので最初は処理のモチベめっちゃ低かったんですが、処理進めると背景から分子雲がモクモクと出てきて一気にテンション上がりました笑
これだけ広くモクモクが広がってると50mmで撮る甲斐がありますね。この辺はいつかモザイクでもっと広く写してみたい...。
下処理ですが、ダーク補正なし、フラットはフラットフレーム除算ではなくAdobe Camera RAW(ACR)のプロファイルレンズ補正とFlatAideProを使って補正しています。
また、薄雲のかかり具合によってホワイトバランスやバックグラウンドの輝度値が1枚1枚変わるのでACRでRAW現像する際に手作業でキャリブレーションしてます。
もっとしっかりフラット補正ができてればあと1段階くらい強調できたかなって感じもしますが全体のバランス的にはこれくらいが安牌ですかね。このレンズだとこれ以上やると周辺像がどうにも無理になってくるので...。
理想をいえばもうちょっとバックグラウンドを締めて宇宙感を出したかったです。あとIC348の色を綺麗に出したい…!
12月半ばにはこの辺をウィルタネン彗星が通過するみたいなのでそこでもう一度リベンジできたらなと思います!